こんにちは!
ようやく母のぎっくり腰も終盤を迎えております。
(以下の記事でぎっくり腰を起こした原因とその対策をご紹介しております)
まだ以前のようにはいきませんが、母なりに痛くない姿勢をとりつつ体制を整えて行動しているようです^^
認知症だからといって、なにもかもわからないということはなく、
強引に片手だけで手すりをもって立ち上がっていたことが、ぎっくり腰の原因だろうということを理解しているんですね~
私の説明に大きく頷きながら、以降はしっかり足を踏ん張って立っています。
しかーし!
失禁後の隠し行為は依然治りません…号泣))))
母と同居し早2年。本当ーに頭が痛い問題でした。
今では随分とその隠し行為の頻度も減りましたが、夜間にそれが起こると、
朝に私は悲鳴を発している状態です。
これを初めて事前に察知し、未然に防ぐことができたのが数日前のこと!
これは、色々な工夫と偶然が合わさった出来事で、少々興奮しましたね~♪
こちらでシェアさせていただきますね!
この失禁(母は便失禁のみ)後の隠し行為との奮闘記も、おいおいシェアさせていただきます。
心がへし折れる思いをしている同志の皆さまの参考になれば幸いです^^
認知症介護|失禁後の隠し行為を未然に防いだ100均の衣装ケースの意外な活用法とは!
母は、1年前ごろより紙おむつにおむつパットを装着して24時間過ごしていますが、
2011年3月に虫垂ガン(大腸に浸潤、子宮体がん、胆石もあり同時摘出)で手術して以降、大便が緩く、トイレに間に合わないことが多いんですね。
同居当初は、パンツにおむつパットで頑張りましたが、1年してギブアップ!
本人も大変だったのでしょう。意外と素直に紙おむつに移行できました。
しかし、やはり新しいことへの混乱はなかなか取れず、
パットが汚れれば、日中であればトイレにあるパットを交換することはできるのですが、
夜間のなると3回に1回は、自室にいつのまにか隠し持っているスペアパット(笑)を自室で交換し、
汚れたパットは何らかにくるみ、布団の中や、カバン、帽子の中などに隠すんですね。
そこいらじゅう便まみれ&便臭で、空気清浄機がマックスでゴーーーーーッと音をさせている状態となります。
この状態をどうすればいいのかと、色々試行錯誤してきました。
そんな中、先日初めて未然に難を逃れることが出来たんですね!
それは、2週間前くらいに購入した100均の布製衣装ケースのお蔭でした☆
布製かな? 帆布なのかな? 詳しくないですが、100均のケースによくあるばっさばさで固い素材です。笑
風邪の熱発でもうろうとし、自室で転倒した日から衣装ケースを布製に変えようと思い立ち購入した商品です。
倒れても頭を打つ心配もないし、かえって強打予防にもなるしですね。
頭いいわ~と自画自賛していたんですよね♪
話はそれましたが、
ある日の夜中に、ベリベリ・・ベリベリ・・・・と以外に大きな音が母の部屋から聞こえてきたんです。
聞きなれない音なので耳を済ませていたら、この音は確か、衣装ケースを開ける音だ!と気づいたんですね。
【親子の居場所の位置関係】
私は常にリビングダイニングテーブルでPC作業をしていて、
母の部屋はリビング内にあるスライド扉で仕切られた5畳の空間です。
ですので、ある程度の音量があればすぐ気づきます。
すかさず、私の携帯を手に取り、母の部屋にセットしていた見守りロボットのアプリを起動!
(この神商品である見守りロボットについては後日記事でご紹介しますね☆)
思った通りに衣装ケースのチャックをあけて、
あらゆるズボンを取り出しているではありませんかっ。
「これは…!便失禁したにちがいない!!」
一気に扉を開けるとびっくりするので、深呼吸をし、
はやる気持ちを落ち着かせ、コンコンとノックを軽くして、
そろりと開けると、慌てて取り繕う母の姿が。
(失禁を気づかれたくないんですよね)
「あれ?なんか匂うよ。トイレ行こ」と誘います。素直な母。
紙パンツからの漏れはなく、パジャマズボンは無事だったんですが、
相当な量だったので汚したと思ったんでしょう。
既に間に合わな過ぎた事態に慌ててしまい、トイレに行こう!ではなく、
ここで何とかしよう!という心理が働いたのでしょうね。
トイレには、パットもおむつも汚物入れの大きなバケツも目印をつけて見えるところに置いてますが、
目の前にあっても、やはり3回に1回は汚れたパットをどうしよう!となるようで、部屋へ持ち帰り、どこかへ隠すことがいまだにあります。
いやいや、それにしても100均で1つ400円だした甲斐がありましたー!
ケースのチャックを開ける際のブリブリッいう音と、多少の開けにくさが気になってましたが、こんな効果があったとは!
それも、これも、
その音が聞こえる場所にいて、私が起きていたから発見できたのですが。
全ては未然に防ぐことはできなくても、予防する工夫や味方は多いに越したことはありませんからね。
それらによって、こういう思いがけないことも起こりえるということをお伝えしたかったわけなのです。
次は、母の自室で工夫したことをご紹介したいと思います!
認知症介護|失禁後の隠し行為に疲弊しないために自室に工夫したこととは!
同居当初、母は布団に隠していたんですね~。
初めて発見したときは、気が狂いそうでした。
そこで、布団にかくされてもいいように、こんな工夫を施しました。
布団:布団カバーを2~3枚重ねて羽毛布団が汚れるのを予防
敷き布団:敷き布団カバーと敷布団の間に失禁予防シートをかませる。敷布団カバーの上に敷きパットを付ける。
次は、着替えの衣服に隠しだしました。
そこで、衣服を持ち込まないようにしていましたが、朝着替えるのに不便ということで必要最低限度に置くようにしました。
これは、隠されても洗えばいいので、そこまで神経質になることもなかったんですが、なぜか隠さなくなりました。
次はカバンに移行しました。
大事にしていたお気に入りの合皮のカバンがおおごとになったので、洗えずに捨てるはめに。
これがショックだったのでしょう。以降カバンへ隠すことは今のところありませんね。
「そうだ。隠す場所を減らし、プラスチックケースを置いていたら必然的にこれに隠すだろう!」
と購入したあつらえ物のケースには、一切入れてくれません。。。
どういう選択なのか、いまだに掴めません。
言えることは、自分の持ち物であると思っているところに隠すということだけです。
それだけでもありがたいことです。
手当たり次第に隠されたら、きっと倒れてます、私。
今では、母の自室のどこへ隠されてもいいぐらいの気持ちでいられていることが、なによりだと思っています。
隠すなと言っても、どうせ隠すなら、
堂々と隠してもらえていいような部屋作りをする。
それが介助者の心を守る一歩になると思いますよ!
この視点で、私も随分助かりました^^
この体験は、すべての認知症の人に効果があるものではありませんが、
なんらかの参考になれば嬉しいです☆
お互いに踏ん張っていきましょう!
最後までお付き合いくださり、どうもありがとうございました☆