防災対策|水害時に命を守るライフジャケット!|台風19号に学ぶ
2019年10月12日、関東地方に過去最大級の台風が直撃しました。
河川は氾濫、堤防は決壊し、広範囲で浸水が相次いています。
翌日の今日のニュースでは、家屋の1階が浸水し、2階に避難した方々を自衛隊員がヘリで救出する映像が放送されています。
これまでは、地震災害が恐れられていましたが、最近は大雨や台風による大災害が目立っています。
西日本豪雨災害から先日の千葉での水害まで、何回水害に見舞われているか…
これからは、地震対策と同時に、台風(水害)対策も行う必要性を痛感しました。
そこで、まず命を守ることを一番に考えたとき、
万が一流されたとしても、水に浮いてさえいれば助かる可能性が高まるということを思いつきました。
そして、何より、浮いてさえいれば何とか命は助かるだろうという安心感が、
パニックを防止し、冷静な判断を下すことに繋がります。
そこで!
今回の台風19号の猛威の教訓を、今後の人々の安全に生かすため、
私が、すぐ手配したい!と思った「ライフジャケット」をご紹介したいと思います。
防災対策|水害時に命を守るライフジャケットの効果を動画で確認
こちらの動画は、大変わかりやすく親切ですのでシェアします!
ライフジャケットといっても、様々な種類があって迷ってしまいますよね。
この動画では、その種類別に確認できるので、じっくり検討されてみてください。
ライフジャケットのことを詳しく知らなった私は、かなり衝撃的でした!
そして、このような結果もでているのですよ。
引用元:https://item.rakuten.co.jp
自衛隊の救助隊員の方々は、しっかり装着されていますよね。
もはや、一家に人数分準備する時代にきているのかもしれませんね。
防災対策|水害時に命を守るライフジャケットおすすめ3社
いくつかのサイトを調べてみたところ、
知る人ぞ知る、安全で信頼性のある、こちらの3社を推していることが判りました!
日頃から釣りや海川で行う趣味をされている方は、ご存じない人はいない位のメーカーさんなのでしょう。
さて、検索すると目移りするほど多くの製品がヒットしますが、
性能も値段もピンキリで、混乱してきますが、
購入の視点としては、まずは、命を守るため!
安全に破れず浮くということと、軽いこと、が大事ですよね。
こちらのメーカーさんは、その点はしっかりした商品を提供しているということで、
安価で不安な物を買っておくよりは、いざというときの安心感は違うのではないかと思われます。
私も家族みんな、一切アウトドアな趣味を持っていないので、どこの製品が性能がよいかがわからないため参考になりました。
この3社ではなくてもよい製品は多くあると思いますが、
桜マークや、国土交通省型式承認品のマークがあるものを選ばれるとよいとのことです。
そして、軽くて、できれば万が一流されても、
最低限に必要な水やチョコレートとか、
携帯とかを入れて置けるポケット付きのものを考慮しようかと思っています!
あと、人を呼ぶときの「ホイッスル」もジャケットにつけているといいとのこと。
勉強になります!
では、次にライフジャケットの形を見ていきましょう。
防災対策|水害時に命を守るライフジャケットの形状4タイプとメリットデメリット
1.フローティングベスト型ライフジャケット
特徴としては、一般的にライフジャケットといえばこれをイメージするであろうと思わる、大きなベストタイプのライフジャケットです。
既に浮力体が入っていることから、専門的にはフローティングベスト、ゲームベストと呼ばれているそうです。
特に入水時に何か特別なことをすることもないため、子供や高齢者用にはこのタイプがおすすめかなと思います。
水に濡れて膨れるタイプのものではないため、大雨でも安心して装着できますし、何より冬場には防寒着としても活用できます。
メリット
着衣しての移動なのでかさばらない
必ず浮くので安心
特殊な操作は不要
冬場は防寒着となる
デメリット
大きくて目立つ
重くて動きづらい(軽量もある)
夏は暑い
肩掛け型ライフジャケット
ジェットコースターの肩から被る安全ベルトに似ていることが特徴です。
肩掛け型、首掛け型と呼ばれる2つのタイプがあります。
通常はペタンコで平坦ですが、入水時には膨らみ、
ベスト型のフローティングタイプと同じような姿勢で浮くため、
いざというときも混乱なく、安心感があるタイプでしょう。
こちらは1のタイプとは異なり、浮力体を使用していないので、避難時などの移動時には
軽量な事が大きなメリットになります。
メリット
首回りに浮き輪が密着するので安心
安定感がある
軽い
デメリット
着水前は、体からのずれが見られる
動きにくさを多少感じる
3.ベルト型ライフジャケット
ベルト型ライフジャケットは、入水時に膨らみ、浮き輪のようになるタイプです。
ベルトのように腰に巻いておくだけなので、目立たず、上半身の動きも制限されません。
ただし、浮き輪をしているときの注意点としては、ひっくり返った場合の溺水がありますよね。
落水の仕方いかんでは、上半身が下になったまま浮き輪が膨らみ、そのまま体勢を整えて水面から顔が出せなければ、溺水してしまうことになります。
お子様や高齢者、体力不足の方など、十分な運動能力がない方にはお勧めできません。
メリット
目立たない
軽量
動きやすい
デメリット
体勢によっては溺水する恐れがある
4.ポーチ型ライフジャケット
もっともコンパクトで目立たないタイプのライフジャケットです。
溺れているところを発見した際に、投げて救命道具としても使用出来ます。
が、しかし、ポーチに入っているので着水での反応がやや遅い傾向があるそうで、
すぐに膨らまないということでパニックになる可能性があります。
コンパクトであるということは、それだけ安定感もないということ。
見た目で選んで後悔のないよう、しっかり選んでいきましょう。
防災対策|水害時に命を守るライフジャケットの膨らませ方3タイプ
ライフジャケットには、浮かせ方、膨らみ方にも種類があるので、
これってとても重要です!
形状と合わせて必ずチェックしておきましょう!
1.浮力体式のライフジャケット:何もしなくていい着てるだけタイプ
フローティングベスト型ライフジャケットのタイプですね。
そもそも浮力のある素材が既に搭載されているので、着ているだけで何もしなくていいタイプです。
とにかく大雨で大量な水に濡れても、自動式のように勝手に膨らんだりしないので驚かなくていいのもメリットでしょうか。
ということは水洗いが可能!
ベストタイプなので、いくつかポケットも完備されています。
緊急時はバックを持っていられないので、最低限必要なものをポケットに防水加工の袋に入れて収納するには有難いですよね。
2.自動膨張式のライフジャケット:着水したら勝手に膨らむタイプ
自動膨張式は、肩かけ型と腰ベルト型で採用率の高いタイプになります。
水を感知するとセンサー部分が反応して、ガスによって浮力体が膨張する仕組みになっているそうです。
手動でも膨らませることができるので臨機応変に対応できます。
水に濡れると反応するので、大雨での膨張、保管時の湿気にも注意が必要ですね。
一旦膨らむと、結構見た目が大げさなので、避難所への移動中に雨に反応したらややっかいではありますね。
ですが、このタイプはコンパクトですから、避難バックに入れておいて、
必要時出すという手もあります!
そもそも、釣り用のグッズですから、落水した際には、このタイプは安心さと安定感があるものとも言えます。
用途によって検討されてみてください。
3.手動膨張式のライフジャケット:勝手に膨らまない手動膨張タイプ
自動膨張と同じくガスボンベを使って膨らむタイプのライフジャケット。
自動膨張タイプとの違いは水に触れても作動せず、手でヒモを引く事で膨張が始まります!
悪天候でも、勝手に膨らむ恐れがないのですが、着水時にヒモを引く必要がありますので、
とっさのパニック時にも冷静に操作できることが条件となります。
そのため、子供や交連者には不向きといえます。
また、通常は冷静でも、その時にどうなるかはわかりません。
一瞬で飲み込まれる事態に陥ることもありえますので、購入時は十分な判断をお願いいたします。
防災対策|水害時に命を守るライフジャケットのサイズの選び方
ベスト型以外は、ほとんどが子供用と、大人フリーサイズが多いそうです。
フリーといっても、体系はみな同じではないので、
できれば実際に釣具屋さんなどに行って、試着してみることをお勧めいたします!
そして、プロの方から、最もフィットしたものを選んでもらったり、
アジャスターなどの装着の仕方や作動方法を改めて習った方が安心です。
ささ、
自分やご家族みんなで、釣具屋さんにGo~ですよ☆
そして、その店員さんがよくしてくださったら、そちらで購入されるのもよし!
なんだかしっくりいかなければ、気になった品名などを控えておいて、
ネットでゆっくりお安く購入されるもよし!
とにかくまた水害はいつ起こるかわかりません。
この異常気象から身を守るために、優先順位をつけて準備しておかなければと、
思った一日となりました。
最後に
今回の台風19号の被害も、まさかもこまで・・といった予想外の展開となってしまいました。
毎回、地震や台風などの後に死者がでてしまう現状に胸を痛めます。
西日本豪雨の時に、仕事帰りに室見川が氾濫しかけているのを見て、ぞっとしましたが、
まさか、大丈夫だろうという、たかをくくるような思いが強くありました。
そのような認識はもう通用しないのではないか、と
最近の相次ぐ水害を目の当たりにして思うようになっていきました。
防災について、かなり出遅れている私は、家族を守るために、
もう腰を据えて防災に取り組まなくてはならないと思った、この台風19号の猛威。
本当に申し訳ありませんが、被災者の方々から学ばせていただきました。
今後は、防災についての情報を求め、知りえた有益な情報をシェアしていきたい考えます。
この度、お亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
最後までお付き合いくださり、どうもありがとうございました。