こんにちは!
今回は、バシャール名言集をお送りします。
バシャールは、オリオン座近くのエササニ星に存在するという宇宙人。地球に向けて、波動が高まる言葉を数多く発信しています。
そのメッセージの発信先は、バシャールの過去世だったという、アメリカ人のダリル・アンカ。
彼は、特殊デザイナーとして働く中、チャネリングに興味を示し、レッスンを重ねたある日、未来の自分であるバシャールと交信を始めます。
そのお陰で、私たちは、この世の成り立ちのからくりを知る事ができ、自ら意識して、眠っていた力を使う事が出来るようになりました。
バシャールのメッセージは、この地球上の言葉で言うところの、心理学や量子力学の分野で、古くから伝えられてきたこととリンクします。
この世の心理学や量子力学の仕組みを、日常で生かせるようにと、親しみやすく、様々な事例を元に発信してくれています。
それでは、今回のバシャール名言では、「嫌なことがあったときに役立つスピリチュアル的解決法」を、解説していきたいと思います!
あれ、ちょっと耳が痛いメッセージにも感じますが・・笑
でも、現実に、嫌な事が起こると、本当に気分が悪く、何時までも気になりますよね。
何で、あの人は自分に対して、そういう言い方をするんだろうとか、あんな意地悪な態度をとるんだろうとか、ひとり悶々とすることってありますよね。
そして、ひとたび、上手くいかなくなると、連鎖的にトラブルが続出したりして、「も~~~なんで、私ばっかり!!!」とヒステリーを起こしそうになったり、「私なんて、脚を引っ張るばかりで使えない人なんだ・・」と悲観的になったりしがちですよね。
では、この状態から抜け出すには、自分の力だけでは無理なのでしょうか?
いえいえ、自分でしか抜け出せないのです。出口の鍵は相手ではなく、自分が握っているのだとバシャールは言っています。
だとすれば、相手にコントロールされている自分ではなくなりますよね。
自分次第で、この状態からいつでも抜け出すこともできるし、そのまま不満に思っていてもいい。
どんな状態であろうと、自分が選べて決められるのです。
名言集1では、自分が笑えば世界も笑うと題して、このことを別の角度からお話しています。
さて、嫌な事が降りかかってきた時、まず意識することはなんだと思われますか?
まずは、そう相手に感じた感情を受け止めるということです!
そして、同時に、先ほどのバシャールのメッセージにあった、相手と言う鏡に映し出された自分の観念が、その感情を引き出したんだと、受け止めることです。
この2セットが同時にあると、アクセルとブレーキとなって、現在地を見失わなくて済みますからね。
現在地を見失った時が怖いかもしれません。突発的になって取り消しのつかないことになったりもするかもしれません。
ですので、ここはキモに命じて、形だけでも、意識してみてください。
具体的に、まず、相手の態度で傷ついたからには、自分にその原因はあるだろうと、その原因自体は、そもそものじぶんらしさとは違う観念によって引き起こされたものだと知ってください。
例えばですね、
あなたはそもそも、おっとり型でマイペースだったとしますよ。
「はやくせんか!」「いつもとろいんだから!」と親に学校に行く準備をせかされていたとします。
それが積み重なり、「ぁ~、また怒られた・・。自分ってとろいんだよね。いつもそのことでしかられていたから、悪い癖なんだろうな・・」と、幼い頃の自分は、自分に駄目レッテルを貼ってしまったとします。
短大を卒業し、意欲満々に職場の扉を開けて、デスクに向かうあなた。
「おはよー!」今同じプロジェクトを組んでいる、隣の席のA子に挨拶をしたところで、せかせかとした先輩方が2人の前に立ちはだかりました・・。
「ちょっとー!!例の資料できてるの?!いつまで待たせるつもりよ。早くしてくれないと、期限に間に合わないじゃないのっ!」と、言い放って去っていきました。
「あ、は、はい」
ドックン ドキ ドキドキドキドキ・・・
汗が吹き出してきて、萎縮してしまうあなた。
「なに、あのヒス!!こっちだって大変なんだって!なんかむかつくわ~~!」
A子はあんなに腹立ててるけど、あなたは、反対にしょんぼりとしてしまう。
これだけ受け止め方が違っているのは、性格だけでは無く、自分の中に、自分で自分につけたあるレッテルが刺激されて、レッテルを貼ったときと同じ気持ちになってしまったということなんですよね。
これは、不快ですよね。
思い出したくない過去のことを(無意識下で)思い出して、現状とリンクし、胸が張り裂けそうになる。
でも、誰も、その嫌な気持ちが、過去の自分でつけた自分への駄目出しレッテルなんて、思いも寄らないですからね。
自分で自分を傷つけてしまっている・・ということになっちゃいましたね。
ただ、ただ、そんな自分を見たくないからこそ、解決させず、意識の底(潜在意識)に落とし込んでいた過去の感情ですから、なかなか直視できませんよね。
でも、大丈夫です。
このことに気付いてさえあげれたら、過去に貼ったレッテルも剥がれます。
いつの間にか、同じようなシチュエーションでも、ドキドキしたり悲しくなったりする事はなくなるのです。
感情は観念が生み出す「副作用」です。
また感情は、あなたがどんな観念を本当だと信じているかという事を知らせる警報システムなのだと、前向きに変換させることで、自分助けになるツールだと思えればいいのです。
バシャールは、この感情を癒す方法についてこういっています。
ある感情を癒し、変化させるためには、その感情が自分の中にあると認めること。そして、その感情が存在するのには、ちゃんと理由があるということ。その上で、その感情の裏にはどのような観念があるかを見ていきます。
引用元:未来へ選べる! 153ページ
そして、
観念のワナから抜け出すために、観念に気付いたら、それは中立になり、あなたの中には、もうその観念はなくなります。丁度、コンセントを抜いてしまったようなものです。
引用元:BASHAR⑧134ページ
と。
先ほどの話とリンクしますよね。
気付けば終わる!
勇気を持って、心の準備を整え、見てみることさえ出来れば、終わってくれる。
今、目の前の相手は、私にその不要な観念に気付かせてくれているんだ。自分は、それを経験しているにすぎないのだ、と思えればこっちのものです!
相手も自分も、どっちがいいとか、わるいとかの次元の話ではなくなります。
この世は二元の世の中ですから、上手くいかない現実を経験することができれば、上手くいく現実も存在しているだけです。
そのどちらを先に経験するか、だけなのです。
この世の現象に意味は無く、意味を持たせているのは、自分の観念そのものだということです。
では、あなたは何を信じ、どんな観念を手放し、どんな現実を見ますか?
全て自分次第で、いくらでも、どんな世界でも見れるのですよ。
そして、もう1つ、大事な事があります!!
相手が、自分に対して失礼なことをした場合、たとえば暴言を言い放ったとか、叩いたとか、悪口を言ったとか、そういう行為に対しては、自分もそれと同じなんだということではなく、相手の弱さが原因なのだと、受け止めてください。
自分の受け止め方で悲しかったり、怒ったりするのは、あなたの中の問題ですが、あなたに対してとる相手の行動は、相手の問題です。
そこは、相手の弱さだと知ってください。
そして、相手が自分でその弱さを克服できることに関して、あなたが責任を負うこともありません。
相手の問題と自分の問題は、しっかり線引きできるようにしてくださいね。
もし、それが難しい場合は、心の専門家、カウンセラーに相談してみるといいですね。
ひとりでこじらせては駄目ですよ!
バシャール名言集|まとめ
今回のバシャール名言4、「嫌なことがあったときに役立つスピリチュアル的解決法」はいかがだったでしょうか?
嫌なことは、一見嫌なことを自分に言った相手に問題があると思いがちで、責めたくなるものですが、その出来事を引き寄せてしまったからには、あなたの中にその種というものが存在します。
その種、根っことでもいいましょうか。
それを、発見したら、多分、今まで何度と無く繰り返されたその不快な感情から脱出できるはずです。
まずは、傷ついたときの気持ちを、今までずっと色々我慢してきたんだと自分の気持ちを受け止めてください。
そして、相手はそれを手放させてくれるかのように、気付かせてくれたんだと感謝して赦してあげてください。
そして、相手が自分にとったひどい態度については、その弱さを自分が問題なのだと思わずに、相手の問題として切り離すこと。
嫌な気持ちに気付かせてもらった分だけ、あなたの中は清々しさを取り戻していきます。
いつまでも他人に執着せず、あなたはあなたらしく、清々しく生きていくことをお勧めします!
全ては自分の思考と行動が、見える世界を創造しているのですから☆
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました!