今回はバシャールの名言をお届けします!
バシャールは、オリオン座近くのエササニ星に存在するという宇宙人。地球に向けて、波動が高まる言葉を数多く発信しています。
そのメッセージの発信先は、バシャールの過去世だったという、アメリカ人のダリル・アンカ。
彼は、特殊デザイナーとして働く中、チャネリングに興味を示し、レッスンを重ねたある日、未来の自分であるバシャールと交信を始めます。
そのお陰で、私たちは、この世の成り立ちのからくりを知る事ができ、自ら意識して、眠っていた力を使う事が出来るようになりました。
バシャールのメッセージは、この地球上の言葉で言うところの、心理学や量子力学の分野で、古くから伝えられてきたこととリンクします。
この世の心理学や量子力学の仕組みを、日常で生かせるようにと、親しみやすく、様々な事例を元に発信してくれています。
とはいっても、シンプルすぎて、逆に難しく感じるメッセージは、行動に移しにくいところもあるので、私が、出来るだけ噛み砕いて、ご説明できればと思います。
まあ、まず、焦りますよね。
約束の時間に間に合わない!とか、そわそわして、何度も何度も、電車の来る方向を見たりして。
見たところで、こちらが電車をコントロールできないというのにですね。苦笑
しかし、このバシャールの言葉には、大きな気付きが隠されています。
到底ワクワク出来なさそうな、ソワソワなシチュエーションでさえ、自分次第で、ワクワクにも変換できるのだ、と、バシャールは言っています。
そして、起きることに意味は無い、とバシャールはいいます。
現象とは、ただ単に原因から起こった結果であり、そこには、大きな意味もなければ、小さな意味さえない。
その現象に、自分がどう反応するか、それにどんな意味をもたせるかなのだ、と言っています。
たしかに、そうですよね。
例えば、道ばたの石ころに躓き、こけそうになったとします。
つんのめった仕草が恥ずかしくて、「この、石がーー!怒」と、八つ当たりしたくもなりますが、
石は、ただ単にそこにただあっただけで、自分をこけさせようともしていないのですよね。
自分で勝手に石に躓いていながら、つんのめって恥ずかしい思いを石にさせられた!と憤慨している。
なんということでしょうか。
または、石につんのめり、必死に体勢を整えなおせたとして、「こけなくてよかった~~。焦らず足元みないといけないよって、この石が教えてくれんたんだ☆気をつけよう!」と、石に感謝するという意味を持たせることもできるのですよね。
こういうことをバシャールは言っているのではないでしょうか。
そして、さらに、このような意味付けをする習慣がついてくると、シンクロニシティ(価値ある偶然の一致、共時性)が起こりやすくなるよと、いっています。
話は、少しそれますが、物事には、二元性があるのをご存知ですか?
コインには表と裏があります。上と下、右と左、光と影など。
この世の森羅万象、例外なくこの二元性で成り立っています。
それは、二つの相対する事柄が合わさって、ひとつであるということです。
では、
よい、という意味をもたせれば、相対する、悪いと言う意味も、同時に生じることになります。
では、どっちでもいい、と意味づけすれば、相対する、どっちでもよくない、の意味が同時に生じます。
これらの仕組みは、物理学で証明されています。
そのよい、わるい、の意味を持たせた現象に、相反するどちらの意味合いをもたらせて見るか、は自分次第だということですよね。
さらに、バシャールの電車のたとえ話はこうです。
大事な会議のために、電車に乗ろうとしているあなた。
ホームにかけこんだが、電車は窓を閉めて去っていこうとしている。
この状態は、全くの中立な状況であり、よいも悪いも無い「絵」であるとバシャールは続けます。
ここに、乗り遅れて大変だ!!という思いがわけば、たちまち、この「絵」はネガティブ色が付いていきます。
何度、電車の来る方向を眺めてみても、一向に来る気配はなく、時間だけすぎていく感覚で、焦りは更にマックスに。
反対に、もう間に合わないのだから仕方ない、他に方法はないかな、無いなら、これは遅れていくことになっていたのかもしれないな、というように捉え、腹をくくって待っている。
すると、次の電車は意外とは現れ、しかも、その電車には、音沙汰なかった懐かしい人が乗車していた。
その知人との会話がまさに、自分が会議に必要としていた、調べていた題材の答えだった、とか。
・・そんなシンクロニシティを呼び寄せるのだといっています。
この現象は、不思議なことに、こだわりや執着を手放して、あるがままの状態をあるがままに受け取り、物事の流れを信じて生きているときに、とても多く起こることに気づきます。
このあるがまま、の状態とは、中庸と表現することも出来ます。
相反する両方の丁度中間が中庸となります。
どちらにも傾いていない、丁度調和が取れているところです。
その状態こそが、とてもエネルギーが高く、シンクロしやすい状態だといいます。
こだわりが強く、手を握り締めていたら、手に出来ないけれど、執着せずにリラックスして手を明け渡していたら、いつでもチャンスを掴む事が出来ますよね。
そんな中庸な状態の時こそ、物事は、なるようになっているのだな~と感じます。
あがいても、自分の力ではコントロールできないことは多々ありますよね。
先ほどの乗り遅れた電車だって、どれほど地団太踏んでも、バックしてきようがないしですね。
しかし、物理的に自分でコントロールできないことでも、心の中はコントロールすることができる。
しかも、それが、価値ある偶然の一致を呼び込んでくれるなんて、やらない手はないですよね!!
バシャール名言3|まとめ
全ての状況、全ての事柄は、本当は中立・中庸である。
全ての状況は、いい意味にも悪い意味にもとらえることができる。
どちらのほうにフォーカスするかは自分次第。
中立な現象に、よい意味をもたせたらよいことが、わるい意味を持たせたら、悪い事が起こる。
あるがままの中庸で捉えると、なるようになっていく。なるようになるとは、その人らしい人生に向かうように自動的に仕向けられていく過程がスムーズになっていくという意味。
その一見ネガティブに見える現象でさえ、ポジティブな意味を持たせる事ができたとき、ポジティブなことを引き寄せる。
~全ては自分の思考と行動が、見える世界を創造しているのですから☆~
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました!